この記事の手順はAndroid単体でも実行できますが、PCを使う場合ADBコマンド及びUSBデバック機能が使える前提で話を進めます。ADBコマンドが使えない方はこちらのサイトを参考にしてADBコマンドが使える環境を整えてからお進みください。
※システム領域を触るため、Root権限が必須です。Root未取得の場合はこちらの記事を参考にしてください。

Android5.0以降で採用されているランタイム:ARTに対応したXposed Installerではリカバリーから手動でフレームワークをインストールしなければならないため、カスタムリカバリーが出回っていない端末ではインストールできないと思われがちですが、そんなことはありません。
この記事ではKindle Fire HD 8及び10にXposedフレームワークをインストールする方法を紹介します。

※公式が公言している通り、Xposedは必ずしも安全ではありません。文鎮化の可能性もあります。十分に注意してください※


まずはインストールに使用するツールをダウンロードしてください。
https://www.mediafire.com/download/2xax5v5bil8oe25
このツールは出回っているものを私がKindle用に手を加えたものです。
ダウンロードしたツールは解凍し、出てきた2つのファイル(txtとzipファイル)をKindleの内蔵ストレージ直下に配置してください。

次に、以下のアプリをすべてインストールしてください。PCがあるならコマンドプロンプトから実行できますので端末エミュレータは不要です。
端末エミュレータ
BusyBox Free
XposedInstaller

インストールが終わったら次の手順に進みます。

[PCの場合]
コマンドプロンプトを起動し、下記のコマンドを一行ずつ実行してください。
実行すると、下記の画像のようにインストールするかどうかの確認がされますので、1と入力してエンターキーを押してください。何事も無ければインストールの作業が自動で行われます。
adb shell
su
sh /storage/emulated/0/installer.txt
kindle inst Xposed
kindle inst Xposed2

[Android単体の場合]
端末エミュレータを起動し、下記のコマンドを一行ずつ実行してください。
実行すると、下記の画像のようにインストールするかどうかの確認がされますので、1と入力してエンターキーを押してください。何事も無ければインストールの作業が自動で行われます。
su
sh /storage/emulated/0/installer.txt
Screenshot_2016-07-08-13-19-01
Screenshot_2016-07-08-13-19-14


処理が終わったらすぐに再起動してください。再起動後、最初にインストールしたXposed Installerのアプリを起動し、[フレームワーク]の項目からインストールができている事を確認してください。
Xposed framework version 85 is active.
と表示されていれば成功です。

モジュールに関しては他サイト様で詳しく解説している所があるのでそちらを見てください。それではよいXposedライフを!